北海シマエビ

北海シマエビは北海道の道東のオホーツク海に面した野付半島の尾岱沼
(おだいとう)やサロマ湖などで獲れる隠れた一品です。この北海シマエビ
は資源保護のために漁期も1年のうちの数ヶ月に限られているという、とて
も希少価値の高いものです。しかも鮮度がすぐに落ちてしまうために水揚
げ後はすぐに塩ゆでにされてそのほとんどが急速冷凍されてしまいます。
このため冷凍物は通年で食べることができますが、生の物は地元でしか
食べることができません。また水揚げ時には黒っぽい色をしていますが、
ゆでるととても鮮やかな赤い色になります。このような北海シマエビです
が、漁期である夏の1ヶ月間だけ塩ゆでしただけのサロマ湖産の北海シ
マエビを食べることができます。この口の中いっぱいにひろがる北海シマ
エビのほどよい塩味の濃厚な味は絶品です。